年末残高を記録する

今回は年末年始におすすめの家計管理についてお伝えします。

1年の区切りをつけて、気持ちをリセットして新しい年を迎えるのに最適です。

現状を確認することで目標との距離が把握でき、家計の見直しを始めるいいキッカケにもなります。

では始めます。

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ぼくは毎月、月末に家計の残高を記録しています↓

毎月、月末に残高を記録することで、この1か月を軽く振り返り、区切りをつけてまた新しい月を迎えることができます。

この作業をすることで、日頃ほどよい緊張感を保つことができます。

何より家計簿をつけたり、レシートを保存して集計したりといった作業が必要ありません

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年末におすすめするのがこれを1年に拡大した「年末残高の記録」です↓

年末残高の表

残高を記録することで、今いくら貯金があるか確認できます。

(やってみるとわかるのですが、自分がイメージしていた額と違うことがよくあります)

また、使っていない銀行口座を整理するキッカケにもなります(ついでにクレジットカードやポイントカードも)

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毎年続けると1年でいくら貯金が増えたか?減ったか?確認できます。

・例えば、昨年300万円で今年400万円なら、1年間で100万円貯金できたことがわかります。

・今年も300万円なら、貯金ゼロだったことがわかります。

毎月3万円のつみたて定期をしていても、この計算で貯金ゼロなら、つみたて定期の残高が36万円増えた分、ほかの口座(例えば生活費口座)の残高が36万円減ったということです。

(貯金してると思っていたら、実はできてなかったというのはよくある話)

・もし、昨年300万円から今年200万円なら、100万円も減ったことがわかります。「でも、今年は200万円のクルマを買ったからなあ」と振り返ることができます。

(クルマがなければ今年も100万円ペースで貯金ができたってこと)

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興味のある方はぜひやってみてください。

たったこれだけの作業でも、いろいろと気づくことがあると思いますよ。

手帳の12月31日のところに残高を書いてもいいですし、ノートにメモしてもいいですね↓

年末残高の表

PS.
学資保険など貯金タイプの保険も貯金と考えてOKです。払った保険料を書いておけばいいでしょう。

前年の残高を記録していなくても、現金は手元にあまり置かないでしょうから、銀行口座の残高だけで計算してもいいと思います。イメージはつかめるはず。

・今回やった方法の続きで、1年間でいくら使ってか?一発で計算する方法があります↓

今年いくら使ったか?一発で計算する方法
前回は「年末残高を記録する」というお話でした↓ 現状を確認することで、区切りをつけて新しい年を迎えることができる。毎年続けると(2年でOK)1年でいくら貯金できたか?ひと目でわかるという内容でした。 今回も、毎年続けるとでき...

・今回の方法を毎月やってみよう!と思った方はこちら↓

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。どんなご相談でもお客さまの人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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