奨学金が返せない若者が増えている。子どもを自己破産させない奨学金の限度額

奨学金の限度額

おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。

今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^

奨学金が返済できない若者が増えているというニュースを見ました(毎年、受験シーズンになると見かけます)

取材を受けた社会人女性は600万円の奨学金を借り、毎月3万円ほど40歳過ぎまで返済するプランでした。

これでは暮らしていくだけで精一杯かもしれません。もし、急な収入減があると返せなくなってしまう。

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大学を卒業して収入のいい安定した会社に就職できれば、返していけるとは思います。

奨学金を借りるときはそう思って利用したのだと思います。大学に入学するときは誰しも「大学でがんばって勉強して…」と思うものです。

でも、実際そうなるとは限りません。

正社員になれても、今は一部の会社を除いては若い人の年収はそう高くはありません(収入もそう上がらない)。3年以内に離職する人も多いです。

大学に入学するときに子どもにこの判断や覚悟ができるとは思いません。まだ高校生ですから。

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ぼくの考えでは、奨学金を利用する場合、毎月の返済は1万円ほど、繰り上げ返済(自分で前倒しで返す)しながら結婚までには返し終わるくらいが限度だと思います。

独立行政法人日本学生支援機構(高校で紹介される奨学金をやっているところ)の「奨学金ハンドブック2020」のプラン例、240万円くらいが限度だと思います↓

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借入額:240万円(毎月5万円)
返済期間:15年間
月々の返済額:13,500円
※2019年12月末の年利率0.156%で計算
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このプランでは、毎月5万円を4年間(240万円)借りた場合、卒業後23歳から毎月13,500円を15年間、38歳まで返します。

家庭を持つことを考えると、結婚する頃までに繰り上げ返済して(自分で前倒しで返す)返し終えたいところです。

奨学金貸与・返済シミュレーション(独立行政法人日本学生支援機構)
https://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/index.action

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バブル崩壊やリーマンショックを経て「大学の教育費は今や親が全額負担する時代ではなくなった」なんて言われて久しいですが、行きすぎていると感じます。

いざとなったら親が代わりに返すくらいの覚悟がないと、奨学金は利用してはいけないと思います。

そうでないと自己破産なんてことになりまねません。

そこまでいかなくても、貯金ができずに自動車ローンを借りる、家の頭金が貯まらない(住宅ローンをたくさん借りる)、子どもの教育費が貯められない…という悪循環に陥ってしまいます。

独身時代は自己投資や今後のための貯金をする貴重な時期です。そこを奨学金の返済でできなくしてしまいます。

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今回は奨学金の借り過ぎに注意というお話でした。

奨学金は200万円ほどが限度とすると、やはり親が大半を準備することになります。

思い立った今が始めるチャンスです。教育費の準備は以下の記事を参考にしてください↓

【教育費完全版】いくらかかる?どう準備する?
「幼稚園から大学までにかかる教育費はオール国公立で1,000万円、私立で…」 マネー雑誌などでよく見かける話題です。 でも、こういった数字を見ても、漠然としすぎていて「こんなにかかるんだあ…」で終わってしまうことが多いん...

今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。

牛込伸幸

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。どんなご相談でもお客さまの人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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