家計のお金は3つに分ける

おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。

ひとつの口座にお金を入れておくと、何となく使ってしまうものです。

ボーナスが出て、そのままいつもの銀行口座に入れておいたら「もうこれしかない!何に使ったんだろう?」みたいな(笑)。人はお財布や口座の残高を何となく意識しながらやりくりするものです。あると使っちゃう。

そこでおすすめは、家計のお金を3つに分けること。こうすることで、

・子どもの教育費やクルマの買い替えなど、必要な貯金を安易に取り崩すことなく、

・家具家電の買い替えや家族旅行などちょっと大きな支出にも対応できて、

・毎月、同じ予算で生活費をやりくりできるようになります。

では、具体的な方法をご説明します。

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貯金口座を作る

貯金の基本は先に引いてしまうこと。残ったら貯金しようと思ってもできないものです。

「できるだけ節約して…」と考えるよりも、先に貯金して「残った分で暮らそう」と考えた方がうまくいくし、気持ちも楽ってものです。

お給料やボーナスが出たら、貯金したい分は貯金専用の口座を作って、そこに入れておきます。

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貯金口座を別に作ることで、生活費(使っていいお金)と貯金に境界線ができます。

・今いくら貯金があるか?

・目標に対して順調か?(例:クルマ、家、教育費)

貯金口座の残高を見ればこれがひと目でわかります。目標に向けて少しずつ残高が増えていくと、充実感と自信も生まれます。

専用の口座を作っているので、安易に取り崩すこともなくなります。「これは子どもの大学の教育費だもんね」と。

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特別支出口座を作る

貯金口座を作ることで、生活費と貯金の境界線はできました。でも、これだけではうまくいきません。

生活費は例えば毎月30万円なとど予算を決めてやりくりしたいのですが(家計の基本)、毎月はないような、ちょっと大きな支出があるとこれが難しくなります。

例えば、家具家電や家族旅行、衣類のまとめ買い、年払いの自動車保険や火災保険などです。

こういったちょっと大きな支出があると毎月の支出にデコボコができて、家計の管理が複雑になります↓


こんなちょっと大きな支出があったとき「今月は余裕があるから生活費口座から」「ないから貯金口座から」となってしまいます(たいていは後者から出すことに・汗)

これが貯金がなかなかできない、続かない原因だったりします。子どもの教育費のつみたてを始めたのに、車検で取り崩す…みたいな。

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こういった毎月はないようなちょっと大きな支出を「特別支出」といいます(金額の基準は5,000円以上か1万円以上あたり)

そして、特別支出専用の口座を作ってそのなかで管理します。これが特別支出口座です。

以上で家計のお金は3つに分けるの完成です。貯金・毎月の生活費・特別支出


こうすることで、

・貯金は目的以外では取り崩さない

・毎月はないちょっと大きな支出は特別支出で対応(年間で管理)

・生活費は毎月一定の予算でやりくりする

という感じで、家計の交通整理がうまくいくようになります。

お給料やボーナスが出たら、この3つに予算を配分します(特に「毎月の生活費」の予算は毎月同じに)。

そして、日頃は目的別に予算と残高を意識しながらやりくりします

ただ、「貯金」は目的以外では引き出しません。「特別支出」は回数的にはそう多くある支出ではありません。日頃、意識するのは「毎月の生活費」だけとなります。

予算配分の方法

収入を3つにどう配分するか?です。ボーナスの有無や金額、安定度でやり方が異なります。

ボーナスがない場合

ボーナスがなく毎月の収入だけならこれを3つに配分します(それしかない)

・毎月の収入→貯金・毎月の生活費・特別支出

特別支出は毎月使い切るのでなく、特別支出口座に貯めていって必要なときに引き出します。毎月でなく年間で管理

ボーナスがある場合

ボーナスがある場合も、金額や安定度によって異なります。

例えば金額がある程度あって、安定度もあるという場合、特別支出はボーナスをあててもいいと思います。

・毎月の収入→毎月の生活費・貯金

・ボーナス→特別支出・貯金

こんな役割分担です。理想をいえばボーナスはあまりあてにしたくないのですが、毎月の収入で「毎月の生活費」を出して、少し貯金するのが精いっぱいというケースが多いと思います。

もし、毎月の赤字をボーナスで補てんしている場合は、それを解消することが最初の課題になります。

組み合わせる方法

ボーナスの金額が少なかったり安定しない場合は、上の2つの方法を組み合わせます。毎月の収入からも特別支出をつみたてます。

・毎月の収入→毎月の生活費・特別支出・貯金

・ボーナス→特別支出・貯金

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予算配分の方法はご理解いただけたでしょうか?

毎月の赤字がある場合、原因は特別支出という枠をつくっていなかったからということが多いです。

例えば、毎月の生活費の予算が30万円の場合、家電を買い替えてその30万円から出したら、その月は赤字になってしまうかもしれません。

家計のお金を3つに分けて、毎月の生活費と特別支出を分けることで、毎月の生活費が一定になって、家計の管理がシンプルになります。

また、ボーナスにも役割を持たせることで「何となく使ってしまう」ことを防止できます。このボーナスは次のボーナスまでの臨時のちょっと大きな支出のため(特別支出)と思うと、ボーナスを上手に活用できます。

もちろん「ボーナスが出たから焼肉行こう」という楽しみもOKですよ。

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今回は家計のお金は3つに分けるというお話でした。

銀行口座が3つも!?と思うかもしれません。でも、今はコンビニATMが無料で使える銀行もあります。そういった銀行を選べば、一か所で複数の銀行の出し入れができます。

PS.
「毎月の生活費」は、住宅ローンや公共料金の引き落しに使う生活費口座と、食費や日用品など現金の管理に使う家計の財布の2つを使い分けます。長くなりましたので、このお話はこの記事で↓

家計簿不要!生活費は銀行口座とお財布の2つで管理する
前回は「家計のお金は3つに分ける」というお話でした。3つとは、貯金・毎月の生活費・特別支出(毎月はないちょっと大きな支出)でした。まだ読んでいない方はこちら↓ 今回はこの続きです。毎月の生活費はさらに2...


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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
そして銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。得意は住宅ローン、家計と保険の見直し。もちろん人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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