【第1回】家計のお金は3つに分ける

家計のお金は3つに分ける

 

おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。

今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^

今回は、ぼくがやっている家計管理の方法をシリーズでお伝えします。

この方法を使うと家計簿なしで(日々の支出を記録することなく)、簡単に家計を管理できますよ。

第1回は「家計のお金は3つに分ける」というお話。では始めます↓

・・・

家計のお金を1つの銀行口座に入れておくと、「今いくら貯まっているのか?」「今月はいくら使っていいのか?」ハッキリしません。

「貯めるお金」と「使うお金」の境界線がないので、何となく使ってしまったり、逆に、いくら使っていいか?わからなくて、気持ちよくお金を使えないこともあります。

ぼくもいろいろ試したのですが、家計のお金は3つに分けるとちょうどいいようです。

多すぎると管理が大変、少なすぎると家計が把握できない。

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貯金口座を作る

まずは、貯金専用の銀行口座を作って、使っていいお金と貯金を分けます。貯金口座を作ることで、

・使うお金→生活費口座

・貯めるお金→貯金口座

お金に境界線ができます。

生活費口座の残高を見れば、「あといくら使っていいか?」わかります。

一方、貯金口座の残高を見れば、「今いくら貯金があるか?」「目標に対して順調か?(例:クルマ、家、教育費)」がひと目でわかります。

貯金専用の口座なので、安易に取り崩すこともありません。「これは子どもの大学の教育費だよね」と。

目標に向けて少しずつ貯金が増えていくと、充実感と安心感、自信が生まれます。

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特別支出口座を作る

貯金口座を作ることで、生活費と貯金の境界線はできました。でも、これだけではうまくいかないことがあります。

生活費は、例えば毎月30万円なとど予算を決めてやりくりします(家計の基本)。でも、毎月はない、ちょっと大きな支出(特別支出といいます)があるとこれが難しくなります。

例えば、家具家電や家族旅行、衣類のまとめ買いなど。

こういった支出(特別支出)があると、その月は軽く予算をオーバーしてしまいます。

これでは毎月、決めた予算でやりくりする方法がうまくいきません。

特別支出があるので、毎月の支出はデコボコに↓


特別支出があったとき、「今月は余裕があるから生活費口座から」「ないから貯金口座から」となってしまいます(たいていは貯金から出すことに⁉)

これでは家計を管理している感覚を持てません。

これが貯金がなかなかできない、続かない原因であることが多いです。子どもの教育費のつみたてを始めたのに、車検で取り崩す…みたいな。

・・・

特別支出の定義は、毎月はない、ちょっと大きな支出としています。金額は1万円でも5,000円でも、自分のやりやすい方でOKです。ただし、統一してくださいね。

そして、特別支出も専用の口座を作ってそのなかで管理します。

家計のお金は3つに分ける

以上で家計のお金は3つに分けるの完成です↓

・貯金→貯金口座

・毎月の生活費→生活費口座

・特別支出→特別支出口座

こうすることで、

・貯金は目的以外では取り崩さない

・毎月はない、ちょっと大きな支出は特別支出で対応(年間で管理)

・毎月の生活費は毎月一定の予算でやりくりする

という感じで、家計の交通整理がうまくいくようになります。

そして、お給料やボーナスが出たら、この3つに予算を配分します(特に「毎月の生活費」の予算は毎月同じに)

日頃は目的別に予算と残高を意識しながらやりくりします。

家賃や住宅ローン、食費などは毎月の生活費から。1万円(または5,000円)以上の家電や衣類は特別支出から。

・・・

3つも管理するのは大変と思うかもしれません。でも、大丈夫です。日頃、意識するのは「毎月の生活費」だけです。

「貯金」は目的以外では引き出しません。「特別支出」は回数的にはそう多くあはありません。

次は、この3つに予算をどう配分するか?

予算配分の方法

ここは、ボーナスの有無や金額、安定度でやり方が異なります。

ボーナスがない場合

ボーナスがなかったり、割り合いが少ない場合は、毎月の収入を3つに配分します(それしかないですが)

・毎月の収入→貯金・毎月の生活費・特別支出

特別支出は毎月使い切るのでなく、特別支出口座に貯めていって必要なときに引き出します。毎月でなく年間で管理

ボーナスがある場合

ボーナスがある程度あって、安定しているという場合、特別支出はボーナスをあててもいいと思います(安定しない場合は低めに見積もる)

・毎月の収入→毎月の生活費・貯金

・ボーナス→特別支出・貯金

理想をいえばボーナスはあてにしたくないのですが、毎月の収入で「毎月の生活費」を出して、少し貯金するのが精いっぱいというケースが多いと思います。

もし、毎月の赤字をボーナスで補てんしている場合は、それを解消することが最初の課題になります。

組み合わせる方法

上の2つの方法を組み合わせる方法もあります。毎月の収入からも特別支出をつみたてます。

・毎月の収入→毎月の生活費・特別支出・貯金

・ボーナス→特別支出・貯金

予算の決め方

ここまで家計のお金を3つに分けるというお話をしてきました。次は、それぞれにいくら予算を配分するか?です。

例えば、毎月の手取り収入が30万円だった場合、

・貯金3万円
・毎月の生活費25万円
・特別支出2万円

という感じです(金額はあくまで例です)。では、それぞれ見ていきましょう。

【その1】貯金

家の頭金、教育費、老後資金など、将来、必要となるお金を準備するための貯金額を決めます。テーマが大きすぎるのでここでは省きます。

もし、毎月の赤字をボーナスで補てんしているようなら、まずは毎月の黒字を目指しましょう。

【その2】毎月の生活費(口座引き落し分・現金支出分)

毎月の生活費は、家賃や住宅ローン、公共料金などの口座引き落し分と、食費や日用品などの現金支出分に分けて考えます(これは次回)

●口座引き落し分

住宅ローンや公共料金など口座引き落し分は、過去3か月分くらい、銀行口座の引き落し状況をチェックすればわかりますよね。

電気代はエアコンを使う夏と冬は多めとかありますが、少し余裕を持った金額にします。

●現金支出分

食費や日用品、レジャー費など毎月の生活費の現金支出分の予算は、実際に1か月やってみます。

例えば15万円と決めたとしたら(金額はあくまで例ですよ)、そこからお小遣いや現金払いの習い事や塾、食費や日用品といった現金支出はすべてそこから出します(少しずつお財布に移すと便利)

そして、月末に1万円余れば今月は14万円使ったとわかります(途中で足りなくなって補充した場合は記録しておいてくださいね)

これを3か月ほどやれば予算が見えてきます。

【その3】特別支出

特別支出は毎月コンスタントにある支出ではないので、年間で予算を管理します。これも実際に1年間やってみます。

例えばボーナスごとに30万円と決めたら(やはり金額はあくまで例です)、特別支出用の銀行口座にそのお金を入れて、特別支出に該当する支出をしたら、そこからお金を出して払います。

これを1、2年やると予算が見えてきます。

ただ、毎月の生活費ほどはっきりした予算は決められないと思っておいてください。年によってもばらつきがあるからです。

実際には予算を決めて、そのなかで買うかどうか(買えるかどうか、どれを買うか)決める感じになります。

【その4】全体でバランスを取る

最後は全体のバランスを取ります。

貯金、毎月の生活費、特別支出と、それぞれの予算を決めて、その3つの合計が収入を上回っている場合は、どこかを減らす必要がありますよね。

例えば、こんな感じで↓

毎月の手取り収入が30万円だった場合、

・貯金5万円→3万円
・毎月の生活費27万円(口座引き落し分15万円・現金分12万円)
・特別支出2万円→0万円(ボーナスで)

・・・

以上、予算配分について考えてきました。

家計のお金を3つに分けて、毎月の生活費と特別支出を分けることで、毎月の生活費が一定になって、家計の管理がシンプルになります。

また、ボーナスにも役割を持たせることで、「何となく使ってしまう」ことを防止できます。

「このボーナスは次のボーナスまでの臨時のちょっと大きな支出のため(特別支出)」と思うと、ボーナスを上手に活用できます。

・・・

今回は家計のお金は3つに分けるというお話でした。

銀行口座が3つも!?と思うかもしれません。でも、今はコンビニATMが無料で使える銀行もあります。そういった銀行を選べば、一か所で複数の銀行の出し入れができます。

第2回は、毎月の生活費を一歩進めたお話に入ります↓

【第2回】家計簿不要!生活費は銀行口座とお財布の2つで管理する
前回は「家計のお金は3つに分ける」というお話でした。家計のお金を貯金・毎月の生活費・特別支出の3つに分けて、収入をこの3つに配分するという内容でした。 今回はこの続き。毎月の生活費はさらに2つに分けて管理します。 まだ読んで...


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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。どんなご相談でもお客さまの人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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