ぼくはお店のポイントカードを駆使してお得を漏れなくゲットしよう!とがんばっていた時期がありました。
カードがたくさん入るお財布を使って、ポイント目当ての目的別のクレジットカードやお店のポイントカードをびっしり入れていました。
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でも、あるとき、スーパーのレジでぼくと同じような分厚いお財布を使っている人を見かけてハッとしました。
「なんか、カッコ悪い」
もちろん、その人をカッコ悪いと思ったのではなく、自分自身のことをそう思ったのです。
こう感じる背景には「ポイント疲れ」もあったと思います。
最初は賢くお買い物をしているつもりでしたが、だんだんと「本当にお得なのか?」という疑問も出てきました。
ポイントにコントロールされる暮らし
お昼にふらっと近所のスーパーにお弁当を買いに行ったときのこと。
自分のお財布を持っていって(お昼は自分のお金にしているので)、スーパーのポイントカードの入った家計の財布を途中で取りに戻ったり、「ポイント損した~」と思いながらお会計をしたり。
文房具を買うときも、今ここで買うよりもあのホームセンターのポイントカードを使って買った方がお得かなと思ったり。
とにかく何を買うときもポイントのことを考えるようになっていました。
これ、結構、疲れます。
損得を考えると脳のエネルギーを消耗する
スーパーのチラシを比べて「1円でも安く」とお買い物をするのは時間やガソリン代がもったいない。ついでに衝動買いもしやすい。これはよく言われることです。
これと同じで、買い物をするたびにポイントのことを考えることも、同じようにもったいないです。
決定する過程に常にポイント計算が入り込む。
考えるにも脳のエネルギーを使います。特に、損得を考えることは思った以上にそのエネルギーを使います。
1回1回、明らかに疲れるということはなくても、チラッチラッと疲れるんです。
でも、習慣だからついやってしまう。
ポイントは本当にお得か?
よく行くパン屋さんのポイントカードを作ったときのことです。
何年かポイントを貯めて紙のポイントカードがすり減った頃に、ようやくポイントが貯まりました。
500円でした。
このとき、何だか空しい気持ちになりました。毎回、ポイントカードを忘れずに持参して、スタンプを押してもらってこれかあ。
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クレジットカードのポイントも同じでした。
公共料金などの引き落しだけでなく、スーパーなど日々の買い物もカードにまとめたのに「この程度?」と思うほどでした。
クレジットカードを日々のお買い物に使うことは、家計の管理が複雑になるデメリットの方が大きいと感じました。
支払いが翌月以降になり、締め日が月末でないので、わけがわからなくなります。
しかも、衝動買い的に使った金額の方がキャッシュバック分よりはるかに大きいような!?
お店のアプリでも同じ
今は紙のポイントカードは減ってきて、お店のアプリも増えてきました。
お財布が分厚くなることはありませんが、買い物をするときにポイントにこだわってしまう点では同じだと思います。
ポイントは無視が基本
こんなことがあって、今のぼくはこんな感じに落ち着いています。
基本はポイント無視です。
よく行くお店で、ポイントがすごい勢いで貯まる場合だけ、そろそろ作ってみるかと行動を開始します(完全に無視はできてない・笑)
例えば、こんなポイントカード↓
メインのスーパーのポイントカード
食材は週に1回のまとめ買いするので、そのスーパーのポイントカードを持っています(実際はアプリ)
たまに足りないものを買い足しに行く、近所のスーパーのポイントカードは作っていません。
ドラックストアやホームセンター
お米、調味料、シャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品は月に1回のまとめ買いをしています。
そのときに利用するドラックストアやホームセンターのポイントカードも作っています。
ただ、まとめ買いするとき以外にそのお店にいくとき、ポイントは無視しています。お財布にポイントカードを入れていないので。
ガソリンスタンドのクレジットカード
ガソリンスタンドもよく行くところを決めています。近所にあって、あちこちで見かけるスタンドです。
ガソリン1リットル〇円といった割り引きもありますが、ガソリン専用のクレジットカードを作ることで、毎月のガソリン代がひと目でわかることが便利なので使っています。
家電量販店のポイントカード
家電をお店で買う場合はポイントカードを使っています(これも実際はアプリ)。8%とか10%とかいわれると気持ちが動きます(今のぼくはこのレベル・笑)
メインのクレジットカード
ぼくはできるだけ現金払いを目指しているのですが、公共料金や保険料、ネット通販はクレジットカードを使っています。
買い物ごとにクレジットカードを使い分けることはしていません。
(家計の管理のために、家計用・自分用とクレジットカードを分けることはしています)
美容室のお客さまカード
これは利用すると自動的に作られてしまいますよね。病院と同じ。
次に行ったとき「なくしました」というとまた作られてしまうので「家に置いてきました」というようにしています。
慣れてくると、「カード持ち歩くの苦手なんですよ。ポイントは必要ないですよ」とお話しています。
ぼくが今行っているところは、何年か通ってシャンプーサービス程度なので、ポイントは無視しています。
病院の診察券
これは保険証と一緒に無印のカードケースに入れています。病院に行くときは、それごと持っていきます。
美容室のカードはここに入れてもいいのかもしれませんね。
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今回はポイントカードは本当にお得か?というお話でした。
今のぼくは完全に無視できるほどにはなっていないのですが、厳選して利用しています。
迷ったら利用しない、いや、よっぽどじゃないと利用しないという感じでしょうか。
もし、あなたがポイントにコントロールされているかも!?ポイント疲れしているかも!?と思ったら参考にしてみてください。
すがすがしく買い物ができると思いますよ^^
まずはお財布のなかの使っていないポイントカードを捨てるところからスタートですね。
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