保険って、入るときは一生懸命考えるものの、時間が経つと「どんな保険か?」忘れてしまいがちです。
その結果、今の状況にあってないってことも。もし、必要以上の保険に入っているとしたら保険料がもったいないですよね。
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また、保険に入るといろいろな書類を渡されますよね。
検討したときのパンフレットや担当の方に作ってもらった設計書なども含めるとかなりの量になります。
さらに、毎年、契約内容のお知らせや新商品のご案内が送られてきます。
ぼくが保険のご相談を受けるとき、まずは
・今入っている保険は何か?
・必要な書類はどれか?
確認することからスタートすることが多いです。
保険会社や担当の方から届いたA4サイズの封筒を整理したら、同じ保険のものが3つもあった…なんてことがよくあります。
そして、そのあとに「どんな保険か?」「その保険は自分にあっているか?」確認することになります。
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そこで今回は、保険の書類の整理について、ぼくがやっている方法をお伝えします。
基本は1冊のクリアブックにまとめることです。
こうすることで、今入っている保険が明確になって、「保険のことはこれを見れば大丈夫」と思えます。家族にも「何かあったらこれを見てね」と伝えることができます。
保険の書類をクリアブックにまとめる手順
【ステップ1】保険の書類を集める
家にある保険関係の書類を全部集めます。
【ステップ2】保険商品ごとにまとめる
ひとつの保険商品の書類が複数の封筒に分かれていることがよくあります。保険商品ごとにまとめましょう。
【ステップ3】必要ない書類を捨てる
必要な書類以外は捨てます。必要なのは、この辺りかと思います↓
・保険証券(銀行でいう通帳のようなもの)
・パンフレット(保険の内容がわかりやすく書かれている)
・設計書(パンフレットを自分用にアレンジしたもの)
・約款(契約内容が書かれた分厚い冊子)
検討したけれど結局、入らなかった保険の書類や入った後に届いた新商品のご案内など、必要ないと思うものは捨てます。
捨てていいか?迷ったものは「保留」封筒を作って入れておくといいと思います。
納戸に置いておいて、しばらくしてから判断します(多分、捨てることになると思うけど)
【ステップ4】クリアブックを準備する
保険商品の数に応じてお好みのクリアブックを選んでください。
家族で1冊でいいと思いますが、数が多い場合や分けたい場合は複数作ってもOKです。
ぼくは見直すことも考えてリング式にしています。
【ステップ5】もくじを作る
クリアブックの1ページ目にはもくじを作ります。
・保険会社名
・被保険者(保険の対象者)
・保険の概要(死亡保障、医療保険、がん保険など)
この程度でも十分です。
このもくじで保険の内容を確認できるようにしたい場合は、
・保障期間(いつまで保障が続くか)
・保険料払込期間(いつまで保険料を払うか)
・保険料
・連絡先(保険会社のフリーダイヤルなど)
・メモ(気になることを何でも)
上記のような内容がわからない場合は、いい機会なので保険会社のコールセンターに確認しましょう。
【ステップ6】クリアブックに入れる
1ページ目にもくじを入れたら、次のページから1商品1ページで書類を入れて行きます。
もくじの順番に入れてください。
ただ、約款などかさばるものは別にしておけばいいと思います。
ぼくはケースに入れて納戸に置いています。
以上でクリアブックの完成です。スッキリ1冊にまとまりました。
メンテナンス
一度、この作業をやっても、メンテナンスをしないとまた元の状態に戻ってしまいます。
よくやってしまうのは保険会社から届いたお知らせをクリアブックに取りあえず入れてしまうこと。
時間がないときに取りあえずやってしまうのは仕方ありませんが、できるだけ速やかに必要かどうか判断して、処理をしておきたいものです。
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ぼくは保険会社から毎年届く契約内容の確認の書類は最新のものだけ入れています。
新しいものが届いたら古いものは捨てます。
こうするとクリアブックが分厚くなることを防ぐことができます。
年末調整で使う控除証明書はもくじのページにまとめて入れています。
こうすると会社で手続きするときや確定申告のときに便利です。
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今回は保険の書類は1冊のクリアブックで管理するというお話でした。
場所を取らずに管理できて、何かあったらこれを見ればわかる、こんな状態を保っておきたいものです。
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今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
牛込伸幸
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