おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^
家計相談のときによくある話です。
ぼく「毎月、何か貯金はしてますか?」
お客さま「はい。毎月3万円、自動引き落しでつみたて定期をしてますよ」
これでいくと、少なくとも年間36万円(3万円×12か月)貯金が増えるはず。
でも、銀行口座の残高をすべて確認すると、トータルでは増えていないことがあります。
つみたて定期の残高はたしかに36万円増えています。
でも逆に、引き落しをしている普通預金口座(生活費口座)の残高が36万円減っている。プラスマイナス・ゼロ。
「これ、ホント多いんですよ。ぼくもやっちゃってました」とお客さまと一緒に苦笑い。
次もよくあるケースです。
先取り貯金の行方
「先取り貯金」ってありますよね。
お給料が出たら先に貯金するという方法です。貯金の王道とも言われます。
このとき、貯金したい分を封筒に入れて、家に保管している方が多いです。
でも、この方法だと月末に足りなくなったときに、「仕方ないなあ」と結局、使ってしまうことが多いです。
アイスをまとめ買いして冷凍庫に入れておくようなもの。
・・・
だったらと、貯金用の口座を作ってそこに入れておく。
ただ、この方法も、ATMで気軽に引き出せる環境だと、先ほどと同じように足りなくなったときに引き出してします(普通預金でなく、引き出しにくい定期預金にするのも手)
貯金の目的を決める
先取り貯金したお金をつい引き出してしまうのは、貯金の目的があいまいだからかもしれません。
・次のクルマの買い替え用の貯金だから
・子どもの大学の費用だから
・老後の生活費だから
と目的が具体的に決まっていれば、安易に取り崩したりはしないものです。
貯金の目的もできるだけリアルな方がいいです。
そうでないと「ちょっとくらいいいだろう。またあとで追加すればいいや」と思ってしまいます。
貯金計画の作り方はこちらの記事で↓
特別支出の予算を確保する
もうひとつ、貯金を取り崩してしまうのは、
・車検
・年払いの保険料
・家具家電の買い替え
・季節ごとの衣類のまとめ買い
など、毎月はないような、ちょっと大きな支出があることが原因かも。これを特別支出といいます。
この特別支出は、毎月の生活費とは別に予算を組んでおくことが大切です。
そうでないと、ちょっと大きな支出があるたびに、貯金を取り崩すことになってしまいます。
詳しい方法はこちらの記事で↓
家計の見直しが必要なのかも
ここまでやっても貯金が続かないとしたら、それは貯金計画が厳しすぎるか、家計の見直し(支出の削減)が必要なのかもしれません。
家計見直しの方法はこちらの記事で↓
今回は「そのつみたて、本当に貯金になってる?」というお話でした。
心当たりがある方は記事中にリンクを貼った記事を読んでみてくださいね。
今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
牛込伸幸
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