今、毎月赤字なのに、急につみたてをするのは難しいです。
でも、マネーサイトに「毎月、手取りの1割を貯金しましょう」と書いてあると、やりたくなるものです。
「わが家は手取り30万円だから3万円だな」と。
気持ちはとてもよくわかりますし、意気込みは買います。
とはいえ、最初は気合いと根性でできたとしても(最初はそれが楽しい)、そう長続きしないものです。
貯金口座の残高が3万円増えて、生活費の普通預金口座の残高がその分、減っただけとか。
これでは今までと何も変わりませんよね。
できないのは刻みが粗いから
「できることからやる」
家計の管理に限りませんが、新しいことを始めるときこれが大切です。
これなら余裕でできる!と自分が心の底から思えるところからはじめます。
でも、やってみると、意外とキツイかもしれません。
それくらいイメージと実際は違います。
やってみてキツかったら、またハードルを下げます。しかもグンと。これがコツです。
うまく行かないのは、刻みが粗すぎるのかも。
・・・
グンと下げたところで「できる」を経験したら、少しずつ負荷を上げていきます。
でも、上げ過ぎたと思ったらまたハードルを下げます。
こんな感じで、じっくりとじわじわと上がっていきます。
・・・
決して止まらないこと、ゼロにしないことが大切です。
最後は続けた人、やめなかった人が勝ちます。
(なんだか中高生の部活みたいになってきた・笑)
まずは赤字解消から
今、毎月が赤字なら、まずは毎月の赤字をゼロにすることを目指します。
これができたら、つみたて貯金という手順です。
つみたては1,000円からスタートです。いや100円、いやいや1円でもOKです。
1,000円というと寂しい感じもしますが、赤字の状態を脱しているわけですから、本当に大きな一歩です。
焦る必要はありません。
できることから少しずつやっていきましょう。
赤字解消のステップはぼくのこの記事でご紹介しています。
先ほどの例のように「手取りの1割…」と形だけやっても変化は起きません。
現状を把握して、家計のしくみを整えると、見直しのポイントが見えてきます。
方法はこちらの記事シリーズでお伝えしています↓