年代別:お金のチェックポイント【第4回】結婚したらすること

今回は結婚して家族を持ったときのお話です。

「もうそんな時代はとっくに過ぎましたよ(笑)」という方もぜひ読んでください。ここには家計管理の基本が詰まっています。

もし、できていないことがあったら、これを機会に取り組んでみてください。

では、はじめます。

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結婚したときがチャンス:家計のしくみをつくる

このタイミングで「カチッ!」と家計のしくみができるかで、今後の家計の管理に大きな差が生まれます。

貯金ができるか?だけでなく、お互いに気兼ねなく快適に暮らせるか?も変わってきます。

最初が肝心です。

途中から切り替えるのは大変です。自分がやりたいと思っても、相手が乗って来るかはわかりません。

だからこのタイミングです。

逆に、しくみをつくらずに何となくやってしまうと、その場その場の短期的な対応になってしまいます。

人生全体のお金の流れをイメージして、できるときにできることをやっていきましょう^^

貯金残高の推移

以前、独身時代は「超」のつく貯めどきです!とお話しました。

でも、結婚後もふたりとも今まで通りに仕事を続ければ、それに輪をかけた貯めどきになります。

収入は単純な足し算になりますが、生活費は「割り勘」みたいなものです。2倍にはなりませんよね。

家賃は単身者向けから世帯向けに引っ越しても2倍にはなりません。食費や日用品、水道光熱費もそうです。

独身時代は外食が多かったという方は食費が減ります。健康にもいい^^

この時期を生かして、クルマの買い替え費用やマイホームの頭金など必要な貯金をやっていきましょう。

・・・

貯めどきとはいっても、自分たちのやりたいことや自己投資も楽しみながらやってください。何でもバランスが大切です。

今しかできないことも楽しんでいきましょう。

とはいえ、子どもを持つと窮屈(きゅうくつ)になるということではありませんよ。そのときにできることを楽しんでいきましょう。

では、結婚したらすることについて、チェックリスト風にお話していきます。

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家計の銀行口座をつくる

ぼくは自分のお金と家計のお金を分けることをおすすめしています。

これをわかりやすく、カンタンに実行するために、自分の銀行口座とは別に、家計の口座をつくりましょう。そして、自分のお金と家計のお金は別々に管理します。

結婚式や新居にかかる費用から家計の口座を作ってスタートするといいですね。

お金の流れをつくる(おこづかい制?会費制?)

お互いがお金を出し合う「会費制」にするか?

いったん、それぞれの収入を家計に入れて、そこからお小遣いを出す「おこづかい制」にするか?決めます。

家賃や公共料金など口座引き落し分は夫食費や日用品など現金分は妻のようにアバウトに決めると、イレギュラーなケースでその都度、その都度、相談する必要が出てきます。

速やかに決まらなくて、先延ばしになったり、ヤキモキしてしまうこともあるかもしれません。

こうなってしまうとめんどうだし、不公平感が出てしまうことも。

ぼくのおすすめは断然「おこづかい制」です。

・・・

おこづかいというと金額が少ないというイメージがあるのかもしれません。特に、男性はこう思いがちです。

もちろん、そう考える必要はありませんよ。家計全体から考えて適切な金額を設定してください。

家計がうまく回るようであれば、おこづかいを自分の分の貯金ができるくらいの金額に設定してもいいと思います。

家計の貯金は家計の銀行口座で

生活費のような使うお金だけでなく、クルマや家の頭金など、将来、必要となる貯金も家計の口座で管理しましょう。

子どもの大学の費用や老後資金など、それぞれが貯めて必要な時期に出すのは難しいです。

自分はやっていても、相手がやっていなかった!ということもあります。

また、そういうことを心配するのもイヤですよね。夫婦とはいえ、個人の口座のことは聞きにくいですし。

一方、家計の口座で貯金すれば、こういった不安が解消します。また、オープンに話をすることもできます。

月に1度の家族会議

できる範囲で構いませんので、家計簿をつけて月に一度は現状を把握して、それを共有しましょう。家族会議ですね。

お金のことをオープンに話せる雰囲気をつくることが大切です。

保険の見直し方

「結婚したんだから、ちゃんとした保険に入らないと」

結婚するとあちこちから営業されてしまうかもしれません(笑)

でも、結婚後も今まで通りふたりとも仕事をしているのであれば、独身時代と同じように高額の死亡保障は必要ないとぼくは思います。これが必要なのは、子どもが生まれるタイミングです。

必要なときに必要なだけの保険に入る。これが基本スタンスです。

・・・

このお話と矛盾するようですが、結婚して早い時期に子どもを持ちたいと考えているなら、それを見越して保険に入るという選択肢もありだとぼくは思います。

保険は健康でないと入れません。

病気があったり、健康診断で指摘を受けていたりすると、保険に入れないこともあります。ぼくは今まで何件かこういったケースを見てきたので一応、お話しておきます。

・・・

今度は、結婚後に収入が変化する場合です。例えば、奥さんが会社を辞めて収入がなくなったり、パートやアルバイトになった場合は、ある程度の保障が必要かもしれません。

ただ、これも、もしものときは、自分の分は自分で稼げると思えれば、そんなに高額な保障は必要ありません。

結局、保険はその人の考え方次第という面はありますが、結婚したらがっちりした保険に入らなくちゃ!と固定的に考えるのでなく、自分にはどんな保険がどのくらい必要か?考えることが大切です。

保険のことは保険屋さんに相談することになると思いますが、こういった自分の考え方を持っていないと、おすすめの保険に言われるがままに入ることになってしまいます。

保険リストをつくる

今入っている保険のリスト(一覧表)を作って、お互いにどんな保険に入っているのか?わかるようにしておきましょう。

また、名義変更や受取人変更、引き落し口座も必要があれば変更しておきましょう。

こうしたリストをつくることで、何かあったときにすぐに対応できますし、ムダな保険を見つけやすくなります。

ライフプランをつくる

これは、結婚したこのタイミングでぜひやっていただきたいことです(もちろん、それ以外の方にも)

実際に紙に書き出すという作業もあります。個別のご相談やセミナーで大人気のワークですので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

ぼくも年に一度、年末年始につくっていますよ。詳しくはこちら↓

ライフプラン(人生設計)の作り方【書き込みシート付き】
「子どもが幼稚園に入るまでには家がほしいなあ」 こういうことって、漠然と考えていてもなかなか行動に移せないものです。物件を探すこともそうだし、頭金を貯めることもそう。 ライフプランをつくることで、今後の人生全体をイメ...

以上で結婚したらすることを終わります。この続き的に、家を買いたいと思ったらシリーズ、教育費特集があります。興味のある方はぜひ読んでおいてください↓

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
そして銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。得意は住宅ローン、家計と保険の見直し。もちろん人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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シンプルに家計を管理する方法:牛込伸幸FP事務所(群馬県高崎市・ズーム)
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