おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^
住まいと住宅ローンの特集の第3回です。最初から読みたい方はこちら↓
https://fpushi.com/archives/740
今回は「家を買うとき、貯金はいくら残す?」というお話です。家を買ったら貯金はゼロ!では困りますよね。
では、残しておくべきお金を順に見ていきます。
もしものときの貯金
これは急に何かあったときのお金です。
車検が来たから…というレベルではなく、急に収入が減った、入院した…という不測の事態に対応するためのお金です。いわば「じぶん保険」的なお金。
これは、生活費の3~6か月分が目安といわれます。
安定した収入のあるサラリーマンや共働きのご家庭は3か月分、そうでない場合は6か月分。
生活費がよくわからない場合は、生活費3か月分で100万円、6か月分で200万円という感じでいいと思います。
ただ、これはあくまで目安です。自分が安心できる金額を設定してください。自営業・フリーランスなどの場合は1年分という人もいます。
使う予定のある貯金
使う予定のあるお金も家を買うときに出してしまうと困りますよね。例えば、来年クルマを買い替える予定があるとしたら、使ってしまったらマズイですよね。
ただ、子どもの大学の教育費や老後資金など、10年以上先に使う予定のお金は、家を買った後に貯金して準備ができるなら、家のために使ってもいいと思います。
貯金計画の立て直し、修正ですね(家が欲しいからと都合よく解釈してはダメですが)
・・・
まとめると、貯金のうち、家を買うために出せるお金は、貯金から「もしものときの貯金」と「使う予定のある貯金」を引いた残りの金額となります。
ご両親などから援助がある場合は贈与税の特例をチェック
家を買うとき親御さんから援助があると助かりますね。ただ、このときいただいたお金には「贈与税」がかかる可能性があります。
ただ、親や祖父母等から受けた贈与(お金)で家を買う場合は、「贈与税の特例」(贈与税が安くなる。もしくはかからない)が使えるかもしれません(この特例を使う場合は税務署に申告が必要)
政府の景気対策的な面があるので、この制度はよく変わります。援助を受ける場合はその都度、調べてみてください。
「住宅 贈与」などで検索すれば出てきますし、不動産屋さんが資料を持っているかもしれません。
・・・
今回は「家を買うとき、貯金はいくら残す?」というお話でした。
家を買うとき、いろいろお金がかかるものです。余裕を持って貯金を残しておいて、余ったら住宅ローンの繰上返済をするくらいに考えておいてもいいと思います(でも、無理な住宅ローンを組むのはダメですよ)
次回は住宅ローンの限度額についてお伝えします↓
▼メルマガ(無料)はこちら。シンプルに家計を管理する方法とマインド(考え方)を最初から順番にお伝えしていますメルマガ(無料)
▼個別のご相談はこちらからFP事務所のご案内はこちら