おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^
年代別お金のチェックポイント、今回は社会人になったときです。
「もうその時代は過ぎましたよ」という方もぜひ読んでください。この年代にはお金との付き合い方の基本が詰まっています。ご自分のお子さんに話してあげてもいいと思います。
では始めます。
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新入社員のお給料は安いかもしれません。でも、養う家族がいないので、この時期は比較的お金に余裕があると思います(今はそう思わないかもしれませんが、あとから考えるとそう思うかも)
ただ、前回の「人生全体のお金の流れ」でもお話したように、この時期にはこの時期のやっておくべき必要な貯金があります。
これをやらないと、その後の人生が「後手後手に」回ります。
今回はこの時期にやっておくべきこと、逆に、やってはいけないことをチェックリスト風にお話していきます。
奨学金はどんどん返す
大学や専門学校に通うとき、奨学金を利用した人は真っ先に返しましょう。毎月いくらの決まった返済だけでなく、追加で返済していきます(特にボーナスで)
奨学金の利用残高にもよりますが、遅くとも結婚する年齢くらいまでには返しておきたいところです(30歳くらいでしょうか)
借金禁止
会社に勤めると、学生時代のアルバイトとは違って、毎月一定のお給料が出ます。
そうすると、来月のお給料やボーナスをあてにして、カードローンやクレジットカードのキャッシングやリボ払いを利用する人が出てきます。
でもこれは、一線を越えた行為だと思ってください。
「そんなの、当たり前ですよ」と思う人はいいのですが、一度、こういった借金を利用すると、これがクセになります。依存的な側面もあります。
収入の範囲で暮らすことを当たり前にしましょう。欲しいものがあってもお金がないなら、来月のお給料や次のボーナスを待ちましょう。
クレジットカード禁止!?
お金の経験の少ない若い人はクレジットカードの使い方は要注意です。
公共料金の引き落しなど固定費にクレジットカードを使うのはいいと思います。
でも、コンビニやスーパー、余暇など日頃の買い物(変動費)にクレジットカードを使うのは避けた方が無難です。
「クレジットカードを使うと、現金払いと比べて平均23%支出が増えた」という調査があります(「お金のシークレット」デビッド・クルーガー・三笠書房)
ネット通販などを利用する場合は、こんな方法がおすすめです↓

絶対にやってはいけないのはリボ払いや分割払いです。高い金利・手数料がかかるだけでなく、癖になります。
なかにはリボ払いを利用して、それでも足りなくなってクレジットカードのキャッシングや、カードローンを使って…と泥沼にハマってしまう人もいます。
貯めて買う、貯まるまで待つ習慣を身につけましょう。この考え方を若いうちに身につけるかどうかで今後の人生が大きく変わります。
クルマは現金で買う
通勤にクルマが必要な人は何とかして現金でクルマを買いましょう。就職が決まって、クルマが必要とわかったら貯金スタートです。
自動車ローン(親ローン含む)を利用すると、今後も、ローンでクルマを買い替える悪いサイクルになってしまいます。
どうしてもローンを利用せざるを得ない場合は、できるだけ金額を抑えて、次回の買い替えは現金で買えるように計画しましょう。
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ぼくもそうですが、クルマが必要な地域に住んでいる人は、今後もクルマを定期的に買い替えていく必要があります。
例えば、毎月2万円のつみたてをすれば、10年ごとに240万円のクルマを買い替えることができます。3万円のつみたてなら360万円です。
2万円×12か月×10年=240万円
3万円×12か月×10年=360万円
貯めて→買うサイクルを作りましょう。
逆に、借りて→買う→返すサイクルになると、毎回、金利を払うことになります。
結婚式にローンはダメ
結婚式や新婚旅行にローンを使う人がいます。もし、お金をかけたいのであれば、しっかりと貯金をしましょう。
結婚式からローンに頼っているようでは、その後の暮らしが思いやられます。
クルマは自動車ローン、子どもの大学の費用は教育ローンと奨学金…となってしまいます。
貯金がないなら、ある分で、できることをすればいいんだと思います。
保険は必要最低限に
社会人になると保険の勧誘にあうと思います。
「責任ある社会人なんだから…」「みんな入ってますよ」といわれると、そんなものかなと思ってしまいます。でも、これは営業トークです。新入社員は狙われていますよ。
もちろん、必要な保険には入ってください。問題はその中身です。
ぼくがよく見るのは新入社員用のセット保険です。
病気やケガの入院に加えて、死亡時に2,000万円といった保障がついているものを見かけます。
保険料は毎月1万円ほど。このくらいならいいかなあと思うような金額です。
とはいえ、一般的に、独身で養う家族もいないのに、2,000万円といった高額の死亡保障は必要かな?とぼくは思ってしまいます。
保険を検討する場合は、ひとつひとつこれは何のための保障なのか確認しながら検討するようにしてください。
いろいろな保障がセットになった保険でなく、必要な保障だけついた単独の保険に入るという方法もあります。
病気とケガで入院や手術をしたときの医療保険、がんのときのがん保険といった感じです。
そして、結婚したり子どもが生まれたら、死亡保障を追加するという方法もあります。
保険は必要最低限にして貯金をしましょう。保険についてはこの記事でご説明しています↓

困ったことは親に相談
困ったことがあったら親御さんに相談しましょう。社会人になったからといって遠慮したり、強がる必要はありません。
ピンチのとき親に頼るのは恥ずかしいことではありません。早いうちに助けを求めれば、何とかできる可能性も高まります。
手遅れにならないうちに相談しましょう。親御さんもそれを望んでいるはずです。カッコつけて、ひとりで解決しようとして傷口を広げないように。
逆に、お父さん、お母さんが高齢になったときはあなたがフォローしてあげてください。
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とはいえ親のスネをかじるのは避けたいものです。
子どもが生まれると、いろいろ援助してくれるかもしれません。孫に買って上げたくなるかもしれません。
ご厚意はありがたく受けるとしても、あなたが親にねだるのは違うと思います。
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今回は、社会人になったときのお話でした。次回は20代後半から30代の独身時代のお話をします↓
