住宅ローンの団信保険。これだけは押さえたい基本と全体像

住宅ローンの団信保険 これだけは押さえたい 基本と全体像

おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。

今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^

今回は住宅ローンの団信保険(団体信用生命保険)についてお伝えします。

難しい言葉は使わずに、細かい話は抜きにして、基本中の基本と全体像をつかむことが目的です。

ここをしっかり押さえれば、金融機関や不動産屋さんと話がしやすくなって、自分にあった住宅ローンを選べます。

団信保険は勘違いしやすいところもあるので、そんなお話もします。

では、はじめます。

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団信保険のしくみ

団信保険とは、住宅ローンを借りた人(債務者)が万一、死亡・高度障害になった場合に、住宅ローンの返済が免除(チャラ)になる保険です。

毎月10万円返していた場合は、その返済が不要になるということです。

これ、すごいですよね。

ですから住宅ローンを組んで団信保険に入ったら、それまで入っていた生命保険を見直しましょう(減額)と言われるわけです。

一般的な生命保険との違い(保障額)

例えば3,000万円を60歳まで保障という一般的な生命保険の場合、40歳でも50歳でも、万一の場合は3,000万円受け取れます。

一方、住宅ローンの団信保険は返済が免除になるので、だんだん保障が小さくなります。

住宅ローンの残高は少しずつ減っていきますからね。

また、繰上返済をして残高が減れば、その分、保障も小さくなります。

保障は誰に?必ずチェック

住宅ローンの団信保険の保障は、住宅ローンを借りている人(債務者)につきます。

例えば、夫1,000万円、妻1,000万円とそれぞれが住宅ローンを借りた場合、夫に万一のことがあると、夫の分だけ返済が免除になって、妻の返済は残ります。

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また、妻が頭金を出して家の所有権の一部を持つと、通常、妻は連帯保証人になります。

でも、この連帯保証人は団信保険の保障の対象ではありません。

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その他、いろいろなケースが考えられます。住宅ローンを借りるとき「この団信保険は誰に対するものですか?」と必ず確認しておきましょう。

意外と勘違いしていることがあるものです。

高度障害とは?

先ほど「死亡・高度障害になった場合に…」と書きました。

高度障害の内容は各金融機関が定めています(だいたいどこも同じ)

例えば、両眼の視力を永久に失った、両方の手首関節以上を失った、両足を失ったなど、かなりの障害状態です。

そう該当するものではない、まさに高度な障害と思っておくくらいがいいと思います(そうでないと保険料が高くなってしまいますから)

フラット35の団信保険の場合↓

債務弁済される場合、債務弁済されない場合:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

ちなみに、「がんになったら…」といった保障のついた団信保険もあります。

これは一般的な団信保険に自分で追加するオプションで、上乗せの保険料を払う必要があります(金利が上乗せになる)

ただ、なかには金融機関が独自に保障を最初からつけている場合もあります。それを売りにしているってことですね。

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団信保険の保険料

保険料は金利に含まれています。金利0.2%程度です。

よく銀行の住宅ローンのパンフレットを見ると「団信保険料は銀行負担」と書いてありますが、金利に含まれているのですね。

・・・

フラット35は団信保険をつけない(外す)こともできます。

その場合、金利はマイナス0.2%になります。

フラット35。健康上の理由その他の事情で新機構団信制度に加入しない場合も、【フラット35】は利用できますか↓

健康上の理由その他の事情で新機構団信制度に加入しない場合も、【フラット35】は利用できますか。 - フラット35

健康上の理由で団信に入れない場合(ワイド団信)

ほとんどの民間銀行は団信保険に入ることが融資の条件になっています。

以前は健康上の理由で団信保険に入れずに住宅ローンを借りられない方がいました。

でも、今は加入条件が緩和されている団信保険があります(ワイド団信とよく呼ばれます。とはいえ必ず入れるわけではありません)

ただ、このタイプの保険に入るには保険料を上乗せで払う必要があります。金利にプラス0.2~0.3%程度です。

・・・

加入条件の緩和された団信保険(ワイド団信)にも入れない場合、フラット35を選ぶ選択肢もあります(団信に入らなくてもいいので)

ただ、万一のときも住宅ローンの返済が続くので慎重に検討する必要があります。

団信保険のオプション

一般的な団信保険は、死亡・高度障害の場合です。

これに加えて、さまざまな保障を自分で追加することができます(一般的には追加の保険料が必要

がんになったら、三大疾病になったら、働けない状態になったら…といった保障です。

今は金利や手数料で差がつきにくくなったため、このオプションで独自色を出す金融機関が増えています。

まとめ

以上、住宅ローンの団信保険についてお話してきました。まとめると、

・団信保険は住宅ローンを借りている人(債務者)が万一、死亡・高度障害のときに住宅ローンの返済が免除になる

・だれが団信保険の保障の対象か?チェックする

・通常の団信保険に健康上の理由で入れない場合、加入条件の緩和された団信保険がある(ワイド団信)

・フラット35は団信保険に入らなくてもいい(でも、慎重に検討)

・がん、三大疾病など保障を追加した団信保険もある(オプション。金利上乗せ)

基本を押さえて、自分にあった住宅ローン、団信保険を選んでくださいね。

今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。

牛込伸幸

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。どんなご相談でもお客さまの人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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