節約を意識しすぎて、支出を躊躇(ちゅうちょ)してしまうこと、ありませんか。
長引くとこれがクセになってしまうことも。
お金は貯まるのかもしれませんが、これでは日々の暮らしが窮屈です。
でも、こんな状況のとき、貯金はできないことが多いものです。
なぜなら、何を買うにも自分の好きなもの、気に入ったものではなく、ちょっとでも安いもの、割引率が高いものを選んでしまうからです。
「安いものでガマンした」「お得だから買った」と自分がお金を使ったことを正当化したいのだと思います。
これでは物やサービスを買っても満足感は乏しいし、気に入らなくて結局、長く使わずにまた買い直してしまうかもしれません。
ストレスが溜まってリバウンドしてしまうことも。
もちろん、ムダ使いはよくありません。
でも、必要なもの、価値を感じるものには、しっかりとお金をかけたいものです。
バランスが大事、ということですね。
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ぼくはそのためにこそ、家計の管理があると考えています。
将来に対する漠然とした不安があるから「貯金しなくちゃ」「無駄使いしちゃダメ」と思いすぎてしまいます。
「漠然とした」だからキリがありません。
であれば、自分の今の状況を把握して、将来、必要なことのための貯金をして(クルマや教育費、老後資金など)、残った分で暮らすという感じで家計を管理できれば、「このお金は使って大丈夫」と思えて、自分が価値を感じることに気持ちよくお金が使えるはずです。
すでに必要な貯金をしているのに、「使っていいお金」からさらに貯金しようと思う必要はないわけです。
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今回は「支出を躊躇してしまう」というお話でした。
お金の使い方を整えて、気持ちよくお金とつきあえるようになりたいものです。
自分に必要な貯金計画のつくり方はこちらの記事でご紹介しています。
「手取り収入の1割貯めましょう」みたいな目安がよくいわれますが、それで大丈夫な人もいれば足りない人もいます。
これでは結局「私の場合はどうなの?」とまた不安になってしまいます↓
今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
牛込伸幸
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