過度な節約に注意!支出を躊躇してしまうクセ

節約を意識しすぎて、支出を躊躇(ちゅうちょ)してしまうこと、ありませんか。

長引くとこれがクセになってしまうことも。

お金は貯まるのかもしれませんが、これでは日々の暮らしが窮屈です。

でも、こんな状況のとき、貯金はできないことが多いものです。

なぜなら、何を買うにも自分の好きなもの、気に入ったものではなく、ちょっとでも安いもの、割引率が高いものを選んでしまうからです。

「安いものでガマンした」「お得だから買った」と自分がお金を使ったことを正当化したいのだと思います。

これでは物やサービスを買っても満足感は乏しいし、気に入らなくて結局、長く使わずにまた買い直してしまうかもしれません。

ストレスが溜まってリバウンドしてしまうことも。

もちろん、ムダ使いはよくありません。

でも、必要なもの、価値を感じるものには、しっかりとお金をかけたいものです。

バランスが大事、ということですね。

・・・

ぼくはそのためにこそ、家計の管理があると考えています。

将来に対する漠然とした不安があるから「貯金しなくちゃ」「無駄使いしちゃダメ」と思いすぎてしまいます。

「漠然とした」だからキリがありません

であれば、自分の今の状況を把握して将来、必要なことのための貯金をして(クルマや教育費、老後資金など)、残った分で暮らすという感じで家計を管理できれば、「このお金は使って大丈夫」と思えて、自分が価値を感じることに気持ちよくお金が使えるはずです。

すでに必要な貯金をしているのに、「使っていいお金」からさらに貯金しようと思う必要はないわけです。

・・・

今回は「支出を躊躇してしまう」というお話でした。

お金の使い方を整えて、気持ちよくお金とつきあえるようになりたいものです。

自分に必要な貯金計画のつくり方はこちらの記事でご紹介しています。

「手取り収入の1割貯めましょう」みたいな目安がよくいわれますが、それで大丈夫な人もいれば足りない人もいます。

これでは結局「私の場合はどうなの?」とまた不安になってしまいます↓

貯金計画はライフプランから「逆算」して決める
貯金の目安は「手取り収入の10~20%」とよくいわれます。家族全体(世帯)の1か月の手取り収入が30万円なら毎月3~6万円ですね。 これは、貯金を始めるキッカケとしてはいいと思います。 でも、実際にやっていると「私の場合はこ...

今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。

牛込伸幸

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)
銀行で7年、保険代理店で3年働いた後、2009年からFP事務所を始めました。どんなご相談でもお客さまの人生全体を見渡してトータルに考えるように心がけています。
趣味はジョギングとスーパー銭湯です。
【資格】日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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