「100年に一度の危機は、10年ごとにやってくる」
2008年に起きたリーマン・ショックのとき、こんなうまいことを言った人がいました。
これは家計にも起こります。
「夏の暑い盛りに急にエアコンが動かなくなった」
「冬タイヤに交換しに行ったら、タイヤがすり減っていると言われた」
急に生活感のある話になりましたが(笑)、これを家計で言うと、
「急な出費はたびたびやってくる」
という感じでしょうか。
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リーマン・ショックにも今思えば兆候があるように、こんな急な支出にも兆候があるものです。
こんな事態をできるだけ避けるために、思いついたときにメモを取ると効果的です(付せんに書いて通帳に貼っておくとか)
・タイヤを交換するときはすり減っていないかチェック
→次回、交換が必要なようなら「11月、冬タイヤ買い替え〇万円」
・エアコンががんばっている音を出していたら
→「エアコン買い替えかも?〇万円」
こんな感じで書き出しておくことで、今後の大きな支出がある程度予想できます。
そして、ボーナスなどの使い道を考えるときに役に立ちます。
書き出しておかないと、ボーナスでそのとき思いついた欲しいものを買った後に、こんな大きな支出が発生してしまうかも(家計あるある)
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これを体系的に行うために、ぼくは「特別支出」という枠を家計につくっています。
家計のお金を
・貯金
・毎月の生活費
・特別支出
と3つに分けて、毎月はないちょっと大きな支出は「特別支出」で対応しています。
こうすることで「毎月の生活費」は毎月コンスタントにある支出だけに対応すればいいので、家計の管理が安定します。
毎月の家計が赤字になってしまうのは、こういった支出が原因であることが多いものです。
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今回は「急な支出はたびたびやってくる」というお話でした。
思いついたときにメモを取る、ぜひお試しください。
特別支出の使い方については以下の記事で詳しくご説明しています↓
今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
牛込伸幸
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