おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^
住宅ローン特集の第2回です。最初から読みたい方はこちら↓
https://fpushi.com/archives/740
「新築価格4,980万円(税込み)」
家を探して住宅情報誌やサイトを見ていると、こんな広告を見ることがあると思います。
ただ、この価格(物件価格)だけでは、実際に家を手に入れることはできません。このほかに「諸費用」といわれるものが必要です。
クルマを買うときも、クルマ本体の価格に加えて税金などがかかりますよね。そのイメージです。
でも、家はクルマよりひとケタ高いので、その額も結構になります。だから事前に考慮しておく必要があります。
諸費用とは
諸費用とは、
・契約にかかる費用
・税金
・登記費用
・ローン関係の費用
・火災保険
などです。難しそう!と思うかもしれません。でも、大丈夫です。
実際に物件を見るとき、担当の方に聞けば諸費用込みのコミコミの価格を概算で教えてくれます。
物件を見る前、家の予算を考える段階では、一般的な目安を参考に考えておけばいいでしょう。
諸費用の目安
諸費用の一般的な目安は以下の通りです。
・新築は物件価格の5~10%
・中古、建売、土地を先に買う場合は10~15%
後者の中古などは一般的に仲介手数料が必要なため高くなります(それを含めて表示している場合もある)
まだどんな物件にするか決まっていない場合は、取りあえず10%と考えて探していけばいいと思います。
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例えば、新築物件の広告を見た場合、
「物件価格が税込み5,000万円と書いてあるから、諸費用10%とすると、コミコミで5,500万円くらいってことか」という感じです。
そして、実際に物件を見に行ったら、担当の方に諸費用込みの価格を確認します。
いくつか物件を見て回るうちに、雰囲気がつかめてきますよ(こういうの大事)
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諸費用のなかには後払い(分割払いのイメージ)にできるものもあります。
例えば、住宅ローンの保証料は一括で払う方法と、毎月の住宅ローンの返済に含めて払う方法があります(保証料ゼロの銀行もあります)
火災保険も長期一括や年払いなどがあります。年払いにすれば当初の費用を抑えられます。
諸費用のほかにも
諸費用のほかにもかかるものがあります。
引っ越し費用や照明、カーテン、エアコン、庭の工事などです。また、家具家電を購入する場合、それも必要になります。
ただ、ここはある程度、自分でコントロールできますよね。
・エアコンは取りあえずリビング、寝室、客間につけて、子ども部屋は必要になったら取り付ける(子どもが小さくて部屋を使わない場合)
・家具家電はこれまでのものを使い、時期が来たら少しずつ買い替える。
・駐車スペースはコンクリートだけ打ってもらって(家の標準価格に含まれていることも)、庭は少しずつ整える。
など。庭は休日に自分でつくるのも楽しいものです。ぼくは自分で柵を作ったり、ウッドデッキを通販で買って組み立てたり、玄関アプローチをつくったり、芝生を植えたりしましたよ。
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今回は諸費用についてご説明しました。広告を見るときの参考にしてください。次回は「家を買うとき、貯金はいくら残す?」という頭金のお話をします。「家を買ったら貯金はゼロ」では困りますよね。↓
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