「ここ2、3年、収入が少し増えたのに、貯金が増えてないなあ。同じように生活しているつもりなんだけど」
これ、「何となく生活費が増えた病」かもしれません(笑)
人はあると使ってしまう生き物なので(ぼくも経験済み・笑)、意識しないと収入が増えた分、何となく使ってしまうんですね。
この「何となく」が怖いところ。
何となくだから、特に生活が豊かになった実感はなし。逆に貯金が増えないストレスばかりが溜まります。
今回はこんな状況から脱する方法をお話します。
生活費を一定にする
もちろん、貯金の必要がないならこれで構いません。
でも、クルマの買い替えや子どもの大学の教育費など、必要な貯金があるなら、収入が増えた分は貯金に回したいところ。
・月給が1万円増えたから、つみたてを1万円増やそう
・今月は残業代が多かったから、その分貯金しておこう
こんな感じです。
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でも、これは面倒で続かないものです。結局は口座のお金を使い切ってしまうだけ。
であれば、給与振り込み口座から、毎月、同じ額を生活費として引き出す方がはるかに簡単です。
例えば、口座に毎月32万円、34万円、31万円…と入っても(残業代などでバラツキがありますよね)、引き出す額は毎月30万円と決めた額を引き出します。
安定して入る金額を毎月の生活費にします。
こうすると、2万円、4万円、1万円…とお給料口座に勝手にお金が貯まります。
これは、毎月決めた貯金とは別の「なかったもの」貯金になります。
(毎月決めた貯金をする余裕がない場合は、この「なかったもの」貯金からスタートでOK)
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この方法を使うと、冒頭のケースのように、安定的な収入が増えたときも対応できます。
収入が増えても毎月同じ金額を引き出していれば、その分、口座の残高も増えていきます(貯金が増える)
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ただ、注意が必要なのは、安定的に収入が下がったときです。この場合は生活費を見直します。
収入が増えても生活費は上げない反面、減ったら生活費は下げます。
家計の管理は毎月一定額が楽
ここまでお話してきたことは、貯金のコツ的なお話でした。
ただ、毎月の生活費を一定にすると、家計の管理も楽になります。
今月は収入がちょっと多かったから食費を上げる、下がったから今月は控えめに、なんてやるのは大変ですよね。
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今回は「何となく生活費が増えた」病対策でした。
この方法について詳しく知りたい方はこのブログ記事を参考にしてください↓
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今日のお話は以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
牛込伸幸
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