おはようございます。群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナー(FP)牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^
ぼくは仕事柄、多くの家計簿を見る機会があります。
手書きのノート、市販の家計簿、アプリ、自分で作ったエクセルなどさまざまなタイプがあります。
家計簿を見るときは、お客さまに質問して、それにお答えいただきながら見ることにしています。
(特に自作の家計簿を読み取るのは意外と大変でして。また、お聞きした方がお互いよく状況がわかりますし)
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ぼくが家計簿を見るとき、まず注目するのは毎月の収支です。毎月黒字か?赤字か?ですね。
収入が多くても支出が多くて毎月赤字なら、いづれ貯金は底をつきます。
逆に、収入がそう多くなくても、工夫して黒字になっていれば持続可能な家計といえます。
ここは家計の基礎代謝みたいなところですから最も大事です。
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でも、意外とここ(毎月の収支)がはっきりしない家計簿が多いんです。
支出をがんばって記録してくれていて「わが家は食費が多いですか?」「ムダなところはありますか?」といった支出項目に関するご質問をいただくことが多いです。
もちろん、ここも最終的には必要なのですが、まずは毎月の収支(黒字か赤字か)が大事です。
意外と手取り収入が記録していなかったり、支出の合計や収支が計算していないケースが多いものです。
また、収支は計算してあるものの、これだったら貯金がもっとあっていいはずというケースもよくあります。
この場合、記入漏れが原因です。
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こんなときは、以下の5つのポイントをまずは把握するようにしています。
1.今月の収入がいくらで
2.支出がいくら
3.その結果、いくら貯金ができたか(貯金を取り崩したか)
また、
4.今、貯金がいくらあるか
5.借り入れはいくらあるか
家計全体のお金の流れですね。
ここがうまく流れていて全体のバランスが取れていれば、食費や趣味にお金をかけようが問題ないわけです。
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この5つの数字を把握することで、家計を見直す必要があるのか?見直すとしたらどこを見直したらいいか?といったお話に進むことができます。
ちなみに、ぼくは支出をすべて記録するのはムリというスタンスです。
また、それを完ぺきでないまでも、やるのはすごく時間とエネルギーを使います。
そこで、収入を3つに分けて、そのなかでやりくりする方法でやっています。
これなら日々の支出を記録することなく、家計を把握することができます。方法を知りたい方はこちらの記事で↓
今回は、家計簿は毎月の収支が大事というお話でした。
細かいところにとらわれて、意外とここが抜けていることがあります。家計簿をつけている方はぜひチェックしてみてください。