全5回シリーズ「家を買いたい!と思ったら」をやっています。初回から読みたい方はこちらから↓
https://fpushi.com/archives/740
前回は、第1回「家がほしいと思ったとき、先に物件を先に見ちゃダメ!」というお話をしました。見るとほしくなっちゃうからでしたね↓
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今回は、こうならないために、家探しをする前に事前に考えておきたいことをお話します。
それは予算を決めてから物件を見ること。
あらかじめ予算や限度額を決めておけば、自分にあった家を探しやすくなります。
家っていくらするの?
初めての方は家がいくらするか?まったくイメージがわかないと思います。クルマならある程度、イメージがあると思いますが、家となると経験がないだけにわかりません。
3,000万円?4,000万円?5,000万円…9,000万円???という感じだと思います。100万円単位は誤差に見えてしまいます。日頃、キャベツや大根を1円でも安く!と思っているのに(笑)
そんなとき、先に物件を見て気に入ってしまうと、そんなものかな?と思ってしまうものです。
銀行が貸してくれる額と、安心して返していける額は違う
さらに今は頭金が少なくても(ゼロでも)住宅ローンを借りられてしまいます。
銀行が貸してくれる金額と、安心して返していける金額は違います。銀行は結構な金額を貸してくれます(ムリすれば返せるくらいまで!?)
住宅展示場やモデルルームで営業の方から、
「お客さまなら銀行さんが〇〇万円まで貸してくれますから、頭金が少なくてもこの物件を手に入れられますよ」
なんていわれると、そんなものかなと思ってしまうのです。
「銀行が貸してくれるってことは、大丈夫ってことでしょ?」と思ってしまうものです。特に、その物件が欲しくなってしまっていると。
こんなとき、自分の予算や限度額を知っていれば、この物件は自分には合わないなと歯止めをかけて、いろいろな物件を見ることができます。
家の相場観を養う
家は探しているときがいちばん楽しいといわれます。
ぼくは10年以上前に家を買ったのですが、新築から中古、一戸建てやマンション、エリアもいろいろと見ました。
たくさん見るとわかるのは、家はいろいろな価格があるんだなということ。
よく名前を聞く大手ハウスメーカーからローコスト系のハウスメーカーまで建築価格はずいぶんと違うものです(もちろん、安ければいいということではありませんよ)
土地も同じ市内であってもエリア(やっぱりここがいちばん大事)や周辺環境、日当たり、土地の形状などによって価格は様々です。
こうして相場観を養いながら自分の欲しい家を探し、並行して貯金をするといいと思います。目標があると貯金も楽しいものです。
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今回は「家を買いたいと思ったら、予算を決めてから物件を見る」というお話でした。次回は「家は広告に出ている物件価格だけでは買えない。諸費用が必要」というお話です。これを知らないと予算を決められないので↓

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