コロナ禍で露呈した奨学金の借り過ぎと対策

最近、コロナ禍で奨学金が返せない若者が増えているとか、アルバイトが減って学費や生活費が払えずに中退を考えている大学生が増えているというニュースを見ます。

引き金を引いたのはコロナかもしれません。

でも、背景には奨学金の使い過ぎと、子どものアルバイトへの頼りすぎがあるとぼくは思います。

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20年くらい前から「大学の学費は親が全額負担する時代ではなくなった」といわれ、奨学金の利用率が上がり始めました。

ぼくが大学生だった30年近く前は、アルバイトは自分のお小遣いという感じでしたが、今は生活費の一部をカバーするという風潮です。

アメリカはとっくの昔からこうだとか、自分で払った方が学習の意欲が出ていいといった意見もありました(ぼくもそう書いてきました)

でも、これがエスカレートし過ぎていると感じます。

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ぼくの感覚では、奨学金は毎月1万円程度の返済で、ボーナスなどで繰り上げ返済しながら20代のうちには返し終わる程度が限度です。借入額にすると200万円ほど。

やはり親が大変を負担することになります。

報道では600万円借りて、40歳くらいまで毎月3万円ほど返す若者が結構いるそうです。しかも、学生時代はアルバイトもして生活を支えている。

これでは「親が全額負担する…」どころか「子どもが負担する時代になった」です。

ここまで極端でないにしても、ぼくのところに相談に来る若い人のなかには、夫婦で月に3万円とか5万円返しているという方は結構います。

そうすると、家を買うときに貯金ができていないんです。

また、住宅ローンの審査で奨学金の返済額がネックになって、希望する額を借りられない場合もあります(減額→結局、買えない)

さらに将来的には、子どもの教育費が貯められずにその子どもも同じ道をたどる可能性が出てきます。

この悪循環を断ち切る必要があります。

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ここは一旦、過熱をリセットして、「親が全額する時代ではなくなった」程度に抑える必要があります。

教育費は、金額は大きいですが、いつ・いくらお金がかかるか予想できます。

時間を味方につけて準備を始めるのがベストです。

お子さんがある程度、大きいという方も遅すぎるってことはありません。

ズルズル行くのはよくないので、始めるなら気づいた今です。

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牛込伸幸

「お金のことを気にしないで暮らしていけたらなあ」こう思って家計の勉強を始めました。もちろん、ちゃんと管理してですよ(笑)。そして銀行、保険代理店で働いた後、2009年からFP事務所を始めました。趣味はジョギングとスーパー銭湯です。資格:日本FP協会CFP(R)・FP技能士1級

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