【おすすめ本】傾聴力


奥さんはちょっと話を聴いてほしいだけなのに、夫は「〇〇したらいいんじゃない?」とついアドバイスをしてしまう…

よくあることです。ぼくもあります(笑)

傾聴が大事って、よくいわれますが、わかっていても難しいものです。

その方法を臨床心理士プロカウンセラーの古宮昇さんがわかりやすく具体例豊富に教えてくれるのがこの本です。

カウンセリングの具体例はさまざま

・不登校で苦しむ女子中学生

・引きこもりの息子を持つ母親

・離婚したいという主婦

・人生で何をしたいかわからないという女子大生

など

この本によると傾聴とは、

話し手の気持ちをできるだけありありと想像しながら聴くこと。

話し手をそのままで無条件に尊重すること。

とにかく話し手を理解して、その理解を返すこと。

と書かれています。

「ありありと想像しながら聴く」は、わかるけど、できるかっていわれると難しい。

ついコメントしてしまいそうです(汗)

・・・

「無条件に尊重する」とは、その人に改善すべきことがあっても、そのままの状態で受け入れて尊重するということ。

思春期の子どもや自己肯定感の下がった人は、聞き手がちょっとでも「変わろうね」とか「直そうね」といった評価をすると(しそうな雰囲気でも)、心を閉ざしてしまうそうです。

わかる気がします。でも、親だったら良かれと思って、ついやってしまいそうです。

尊重していること、信頼していることが十二分に伝わったうえでのアドバイスなら聴けるのかなと思いました。

まずはその関係性を築くことが大事。

・・・

「話し手を理解して、その理解を返すこと」

これは練習が必要だと思いました。

本に書かれている具体例を読んで、相づち程度のつもりでも、コメントやアドバイスをしまくっていることに気づきました(汗)

「その理解を返す」とは、話し手が話したことを要約して、「〇〇と感じたのですね」「それは〇〇ということですか?」と自分のコメントは交えずにただその理解を返すということです。

どう言ったら?と迷ってしまいますが、何を言うかより、聴いていること、理解しようとしていることが話し手に伝わることが大切ということでした。

カウンセリングの現場では、話し手が「理解されている」と感じれば、その続きを話してくれるそうです(人は本来より深く理解されたいと思っているから)。

また、理解が不十分でも、聴き手の「あなたを理解したい、尊重している」という気持ちや雰囲気が伝われば「〇〇ということですか?」と返してときに、話し手が訂正してくれるそうです。

・・・

人は理解されるともっと話したいと思うし、理解されたいと欲しているそうです。

たしかに!理解してくれている人には、いろいろ話したくなりますよね。

「ほっといてよ!」という態度に見える子も、これまでの理解されなかった経験、ダメだしされたツラい経験から、心を開けないことが多いそうです。

この人は否定しない、理解してくれそうと感じたときに、少しずつ警戒心を解いて話始める。

・・・

この本を読んで、傾聴の徹底度が全然違った!と感じました。

でも、やってみようと思った矢先に、奥さんに話しかけられて、「あっ、今聴くだけでなくて、コメントしちゃった!」ということがあって、笑っちゃいました。

いかに自動的、反射的にコメントするクセがついていることか。

でも、聴けてない!と気づいたので一歩前進ということで(笑)

・・・

今回は本の感想でした。

何度も読んで、また、意識付けするために、よく見えるところにこの本を置いて、身につけたいと思います。

「傾聴力」古宮昇
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牛込伸幸

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